ビザール◆アルファロメオ・ベルトーネＢ.A.T.9a◆レッド◆1/43商品説明●1953年のトリノショーにおいて、ベルトーネのブースに驚異の車が展示されました。
フロントは大胆に2分割され、ライトはフェンダー内側に隠れ、キャビンは箱型を拒否して半楕円形に。リヤには魚のエイのような大きなテールフィンがそびえ、フェンダーは完全にカバーされるという、空力に徹底した作品でした。
アルファロメオ1900スプリントのシャシーに、ベルトーネ所属であったフランコ・スカリオーネがデザインした極めて意欲的なボディを架装したものです。
B.A.Tは、ベルリーナ・エアロディナミーカ・テクニカの頭文字をとったもので、アルファロメオと言うより、カロッツエリア・ベルトーネの空力実験シリーズと呼称してもよいものでした。
54年トリノシショーでは、全体をリファインしたB.A.T.7を発表。
続く55年には、5、7の理論を一般化し実用に向けたモデルＢ.A.T.9aが完成。フロントには、アルファロメオの伝統的な盾のマスクとライトが付けられ。テールフィンは後方視界を確保する為に小型化されました。
そして1957年、ついにジュリエッタ・スプリント・スペチアーレへと結実していくのでした。
こちらは、ビザールが美しくモデライズしたＢ.A.T.9aです。